贈り物の時期の目安|お中元・お歳暮・内祝いはいつ贈る?地域差と遅れたとき

贈り物の時期は、お中元なら関東で7月初め〜15日頃、関西で7月中旬〜8月15日頃、お歳暮なら12月初旬〜25日頃が目安です。時期を過ぎてしまっても、表書きを「暑中御伺」や「寒中御伺」などに変えれば贈ることができます。ここでは、三越伊勢丹の解説(2026年11月時点)をもとに、季節の贈り物と内祝いの時期を整理します。いずれも目安で、地域や相手のならわしが分かる場合はそちらを優先してください。

お中元の時期と地域差

お中元は、上半期のお礼と夏のあいさつを兼ねた贈り物です。関東と関西で時期が違うのが特徴で、関東は早めに終わります。

お中元の時期の目安
地域時期の目安
関東7月初め〜15日頃
関西7月中旬〜8月15日頃

近年は6月下旬から贈る人も多くなっています。相手の住む地域が分からないときや、関東と関西の両方に贈るときは、早めの7月上旬〜15日頃に届くように手配しておくと、どちらの地域でも時期を外しにくくなります。ほかの地域にも独自の時期がある場合があるため、相手の地域のならわしが分かればそれに合わせましょう。

お中元の時期を過ぎたとき

時期を過ぎたら、表書きを変えて夏のあいさつとして贈ります。

  • お中元の時期を過ぎてから立秋の前日(8月6日頃)まで:「暑中御伺」
  • 立秋(8月7日頃)から8月下旬まで:「残暑御伺」

立秋の日付は年によって変わるので、贈る年のこよみで確かめてください。遅れたことをひと言おわびして添えると、より丁寧になります。

お歳暮の時期と地域差

お歳暮は、1年のお礼を込めた年末の贈り物です。もともとは12月13日(正月の準備を始める「事始め」)から20日頃が正式な時期とされていましたが、今は12月初旬〜25日頃に届くように贈るのが一般的です。11月下旬から贈る人も増えています。

  • 東日本:11月下旬など早めに贈る傾向がある
  • 西日本:12月中旬を重んじる風習がある

年末が近づくほど相手も忙しくなり、配送も混み合うため、12月の中旬までに届くよう手配しておくと安心です。2026年のお歳暮を考えているなら、11月のうちに品物と送り先の一覧をそろえておくと慌てずに済みます。

時期の中に届くなら、表書きは「御歳暮」とします。「お歳暮」と書いても差し支えありませんが、取引先や目上の方など格式を重んじる相手には「御歳暮」が一般的です。品物は、相手の家族の人数や保管のしやすさに合わせて選びます。

お歳暮の時期を過ぎたとき

  • 年が明けて松の内(一般に1月7日)まで:「御年賀」
  • 松の内を過ぎてから立春の前日まで:「寒中御伺」
  • 立春(2月4日頃)から2月末まで:「余寒御伺」

松の内は、関東では1月7日、関西では1月15日までとする地域が多く、ここにも地域差があります。年が明けてから贈る場合は、相手の地域の松の内に合わせて表書きを選びましょう。

相手が喪中のとき

お歳暮はお祝いではなく、1年の感謝を伝える贈り物です。そのため、忌明け(四十九日)を過ぎていれば贈っても差し支えないとする考えが一般的です。ただし喪中の間は相手の気持ちを第一に考え、控えたほうがよい場合もあります。贈るときは紅白の水引や華やかなのしを避け、のしを付けないか、表書きだけを書いた無地の短冊にするといった配慮をしましょう。

毎年の贈り物を見直したいとき

お中元・お歳暮は、毎年贈らなければならないものではありません。今回だけお礼をしたい相手には、「御中元」「御歳暮」ではなく「御礼」「御挨拶」の表書きで贈るのが自然です。

長く続けてきた贈り物をやめたいときは、急にやめるのではなく、金額や回数を少しずつ減らしていくのが一般的です。お中元とお歳暮の両方を贈っているなら、1年の締めくくりにあたるお歳暮だけに絞る方法もあります。

お年賀の時期

お年賀は、新年のあいさつに持参・送付する贈り物です。一般には松の内(1月7日)までに贈ります。会社あての場合は、三が日を避け、仕事始めとなる1月4日から15日頃までに贈るのが目安です。

内祝い・お祝いのお返しの時期

お祝いへのお返しは、種類によって目安の時期が違います。

内祝い・お返しの時期の目安
種類時期の目安
結婚内祝い挙式後1か月以内
出産内祝い生後30日前後(お宮参りの前後)
新築・引越しの内祝い2週間〜1か月以内
快気祝い退院後、体調が安定してから2〜3週間以内

結婚内祝いは、挙式前にお祝いをいただいた場合でも挙式後に贈るのが基本です。出産内祝いは、お祝いが届いてすぐに慌てて返すのではなく、命名などの行事が一通り済んでから落ち着いて贈るのが好ましいとされています。金額の目安やのしの選び方は内祝いの相場とマナーにまとめました。

お祝いを贈る側の時期

  • 結婚祝い:挙式の10日前までに、相手の自宅へ届くように贈るのがマナーとされています。
  • 誕生日:当日に手渡しするのが理想で、会えないときは当日か少し前に届くよう配送します。
  • お中元・お歳暮のお返し:基本的には不要で、受け取ったらなるべく早く(一両日中が目安)お礼状や連絡で感謝を伝えます。

時期に間に合わせるための手順

  1. 贈る相手と住所、相手の地域(関東・関西など)を一覧にする
  2. その年の立秋や松の内の日付を確かめ、表書きが切り替わる日を把握する
  3. 品物を選び、のし紙の表書きを指定する(のしの表書きと水引の種類)
  4. 到着日を指定できる場合は、目安の期間の中ほどに届くよう指定する
  5. 生ものや冷凍品は、相手が受け取れる日時を事前に確かめる

毎年贈る相手には、時期・金額・品目をそろえておくと、相手も受け取りやすくなります。季節のあいさつに選ばれやすいお菓子や食品は、スイーツ・グルメギフトの一覧で探せます。

※価格・在庫は2026年11月7日 20:15時点のものです。購入の時点で各ショップに表示される価格が適用されます。最新の価格・在庫・送料は各ショップでご確認ください。

まとめ

季節の贈り物は、相手の地域によって時期が変わるのが難しいところです。お中元は関東なら7月15日頃まで、お歳暮は12月25日頃までをひとつの区切りにし、過ぎてしまったら表書きを切り替えて贈りましょう。内祝いは、それぞれのお祝いの行事が落ち着いた頃、おおむね1か月以内を目安に手配すると、時期を外しにくくなります。